「フリーランスとして仕事を始めたいけど何から始めたら良いか分からない。」「どのフリーランス向けのエージェントに登録したら良いか分からない。」と感じている人は多いのではないでしょうか?
この記事では、クラウドテック(CrowdTech)について解説いたします。クラウドテックとは、業務委託をしたい企業と、案件を欲しているフリーランスの人をマッチングさせるサービスです。
「クラウドテック」を実際に使った人の評判から、6つのメリット、3つのデメリットについて述べていきます。フリーランスに興味のある人はぜひ最後までお読みください。
目次
クラウドテックはフリーランス向けのエージェント
そもそもフリーランスエージェントとは、業務委託をしたい企業と、案件を欲しているフリーランスの人をマッチングさせるサービスを提供する企業のことです。
案件を社内の人間ではなく、社外の人間にまかせたい企業は業務委託という方法を選択します。理由としては委託するには社内にリソースがない、あるいはノウハウがないなどです。
クラウドテックでは、プロジェクト参画案件や企業への常駐案件といった仕事を扱っています。あらかじめクラウドテックに登録していて、条件を満たすと人に仕事を紹介します。
フリーランスの人はクラウドテックに登録することで、クラウドテックというエージェント(代理人)を使って仕事を受注することができます。
クラウドテックを実際に利用した人達からの評判
実際にクラウドテックを利用している人達がサービスに関して言及しているので、口コミを紹介していきます。
クラウドテックの良い口コミ・評判
まずは良い口コミや評判について見ていきましょう。大きく分けると、下記の3つが挙げられます。
- スキルが身につく
- 私生活とのバランスを取れる
- 案件に対して説明やアドバイスが丁寧である
以下にそれぞれについて説明します。
①スキルが身につく
まず、クラウドテックを利用することによってスキルを身につけることができます。実際あった評判を2つ紹介いたします。
私が仕事選びで重視していたのは、まず報酬で、それから自分が過去に経験したスキルを活かせるかどうかでした。クラウドテックは担当のキャリアサポーターの方がこまめに連絡をとってくださって、自分に合った案件を多く提案してくれたので助かりました。
クラウドテック(Crowdtech)から希望を満たす案件を紹介してもらえました。
また希望する技術や単価、働き方などがマッチする案件を紹介してもらえたので
入場前までの案件説明については、大変良い印象でした。
担当者と綿密なコミュニケーションが取れ、さらにスキル向上につながる案件を紹介してもらえる様子がうかがえます。
②私生活とのバランスを取れる
普通に会社に勤務していると残業なども多く、プライベートはついおろそかになりがちです。クラウドテックであれば、自分で働く日数を選択できるため仕事が私生活にとって負担とならない働き方ができます。
また、仕事を選ぶうえで、仕事とプライベートのバランスも重要だと思っていますが、クラウドテックのサービスを使えば、うまく計画を立ててコントロールできるような生活に近づいていけると思っています。
実際にサービスを利用している人からも自分で自らの生活を管理していけるという感想が述べられています。
③案件に対して説明やアドバイスが丁寧である
紹介する案件に対して担当者が丁寧な説明やアドバイスを行う、という口コミもあります。
クラウドテック(Crowdtech)の営業担当さんのやり取りは基本的にメール・電話でした。
連絡頻度は適切でやり取りはとてもスムーズでした。
案件やクライアント企業の説明は十分で、面談前に対策とアドバイスをいただけました。
案件やクライアント企業に関する説明が詳しくしてもらえると安心ができますね。面談前の対策やアドバイスがあるなどフリーランスの人への配慮も欠かさずにしてくれるようです。
クラウドテックの悪い口コミ・評判
一方で、悪い口コミや評判もあります。主なものとして、下記のような3点が挙げられています。
- 週2、3日稼働する案件の単価が低い
- 参画後サポートがおざなり
- 電話・メールが多い
以下で、それぞれについて説明します。
①週2、3日稼働する案件の単価が低い
案件には週5の案件もあり週2~3の案件もありますが、週2~3稼働する案件の単価が高くないという意見がありました。
フリーランスで働くのであれば、複数の異なった仕事を持って働きたいものです。理由としては、1つの仕事しかしていない場合、仕事がなくなった際に収入が絶たれてしまうからです。
週2~3の仕事をいくつか抱えていても、案件の単価が低いと収入が低くなってしまいます。
クラウドテック(Crowdtech)から希望を満たす案件を紹介してもらえました。
また希望する技術とマッチする案件を紹介してもらえました。
週2~3の案件を期待していたのですが、思ったより少なかった点に関しては少し残念です。
また週2~3の案件は少し単価が低いようにも感じました。
口コミの中に、上記のような意見が見られました。残念なことに、週2~3の案件は単価が低いだけでなく案件数も少ないようです。
②参画後サポートがおざなり
案件に参画後、担当者からのサポートがあまりないという声もあります。新しく参画する案件は事前にどれだけ入念に調査をしていたとしても、実際に参画してみるまで本当のことは分かりません。予想とは違っていた、ということもあり得ます。
参画後はこちらから連絡しないと質問の回答も連絡がなく、かなり無責任な対応になります。
面談や営業の時と大分対応が異なるので同じ企業とは思えない、かなりいい加減な対応をされてしまいました。とても残念です。
参画後は担当者からの連絡が少なくなってしまうとのことです。問題が発生した場合には、自分から積極的に連絡を取るなどのアクションが必要でしょう。
③電話・メールが多い
面談や参画のような自分に直接かかわる業務ではないが、「営業の電話やメールが頻繁に来る」という下記のような声もありました。
フリーランス向けの週3案件が多いという理由でサイト登録を行ったが、電話やメールが非常に多い。
営業活動中ならまだしも、なんとなく仕事を探している人は登録しないほうが良いかと。
どうしても営業の連絡が気になる人は、登録前に担当者に相談・確認をしておいたほうが良いでしょう。
クラウドテックのメリット6選
上記で紹介した評判を踏まえて、クラウドテックのメリットを6つ紹介いたします。
- 登録企業14万社|圧倒的な案件数がある
- 案件の参画までが最短3日間と短い
- 最短15日後に支払われる
- 常駐案件の他にリモート案件も多数ある
- 福利厚生が充実している
- MFクラウド確定申告を無料で利用できる
以下にそれぞれについて説明します。
①登録企業14万社|圧倒的な案件数がある
クラウドテックに登録している企業の数は約14万社であり、他のエージェントに比べて圧倒的に多くなっています。長い間、業界のリーディングカンパニーであったという実績によるものです。
案件数の内訳を見ると、90%が非公開の案件です。また、トータルで常時4~5万件程度の案件が用意されています。
②案件の参画までが最短3日間と短い
クラウドテックに登録をして、実際に案件に参画するまでの期間が最短で3日と非常に早くなっています。
登録をしてからキャリアサポーター面談をして、仕事を紹介されて、条件面で折り合いがつき、参画が決まり業務を開始するまでの期間です。これだけのことが最短3日で行われるというわけです。
③最短15日後に支払われる
こちらの支払日は、月末締め日から最短で15日後です。通常の会社であれば30日後ですが、半分の期間で支払われます。
引用元:Crowdtech
収入が不安定なことが多いフリーランスには親切な支払いサイクルになっていることが分かります。
④常駐案件の他にリモート案件も多数ある
クラウドテックでは、リモート案件が多数取り揃えられています。一部リモートの案件から、フルリモートもできる案件まであります。
引用元:Crowdtech
通常のエージェントであれば常駐型の案件を紹介されることがほとんどです。しかし、クラウドテックはリモートタイプのクラウドソーシングが起源のため、リモート案件もたくさんあります。
⑤福利厚生が充実している
さらに、福利厚生の面でも充実しています。通常フリーランスであれば、会社に勤めるサラリーマンに比べると福利厚生はあまり期待できません。
クラウドテックであれば下記のようなすばらしいサービスをうけることができます。なお、全て無料で利用することができます。
健康診断・ヘルスケア | 24時間365日の電話医療相談、健康診断、クラウドワーカーあんしん保険等 |
事務サポート | 会計ソフトクーポン、税理士サービス等 |
家事代行・ベビーシッター | ベビーシッター、家事代行、子供英会話教室割引等 |
お得な旅行パック | 国内・海外のホテルやツアー料金割引等 |
食事・グルメの割引 | 国内・海外の飲食店割引等 |
エンタメサービス | 映画・各種チケット・レジャー施設のチケット割引、会員限定サービス等 |
美容サービス | 各種エステやスパなどのチケット割引、会員限定サービス等 |
⑥MFクラウド確定申告を無料で利用できる
クラウドテックに登録すると、「MFクラウド確定申告」という確定申告用のソフトを実質無料で利用することができます。毎年必ず行わなければならない確定申告。あまり経理の知識がないと作業が大変です。特に青色申告の場合には、仕訳が数多くあり複雑です。
通常であれば月800円のところを実質無料で利用できるため、経費がかからなく大変お得になります。
クラウドテックのデメリット3選
メリットについて述べてきましたが、一方でクラウドテックを使う際に注意しなければならないデメリットもあります。主に下記の3点が挙げられます。
- 他のエージェントに比べると報酬は低い
- 手数料(マージン)が引かれてしまう
- 業務委託のため収入が安定しない
以下にそれぞれについて説明します。
①他のエージェントに比べると報酬は低い
クラウドテックは他のエージェントサービスに比べると、報酬は低めです。理由は、週5案件だけではなく週2、3案件も多くあるためです。稼働時間が短いためどうしても報酬は抑えられてしまいます。
クラウドテックで高報酬を目指すというのであれば、週5案件に参画することをおすすめします。
②手数料(マージン)が引かれてしまう
エージェントサービスを使いますので、その分どうしてもマージンが差し引かれてしまいます。正確なマージン率は分かりませんが、おおよそ20%と言われています。
マージンが引かれることに我慢ならない人はエージェントを利用せずに直接取引などを目指すことになりますが、直接取引だと自分で案件を探さなくてはいけません。
エージェントに支払うマージンは案件を紹介してもらうための必要経費と捉えても良いでしょう。
③業務委託のため収入が安定しない
たくさんの案件を紹介してもらえるとはいえ、フリーランスの業務委託ですので先方の都合で突然切られるなど、収入が安定しないというリスクはあります。
リスクが気になる場合には、長期常駐案件を受けるようにするなどの対策を取りましょう。クラウドテックは案件が豊富ですので、1つ切られてもまたすぐに新しい案件を獲得できます。
クラウドテックとクラウドワークスの違い
クラウドテックはクラウドワークスが運営しています。2つの違いは何なのか、よく分からない人もいるかもしれません。ここではその違いについて説明いたします。
クラウドテックはエージェント案件
クラウドテックが扱っているのは、エージェント案件と呼ばれるものです。エージェント案件とは、キャリアサポートという担当者が付いてくれて、対面で要望を伝えて案件を紹介してもらう、というものです。
担当者がついてくれるため、案件の紹介をしてもらえやすいというメリットがあります。希望する技術、働き方、単価など条件に合った案件を受注することができます。
クラウドワークスはエンタープライズ案件
一方、クラウドワークスで扱うのはエンタープライズ案件です。エンタープライズ案件とは、クラウドワークスが獲得した案件を、登録者の中でふさわしいと判断した人に委託する、という対面ではないスタイルです。
エンタープライズ案件はある程度の能力がなければクラウドワークスから連絡が来ないため、初心者では受注をするのは難しいと言えるでしょう。
フリーランスエージェントをお探しの方は「フリーランスエージェントおすすめ9選【徹底比較】エージェントを利用すべき5つの理由」も参考にしてみてください。
まとめ:クラウドテックは自由な働き方がしたい人におすすめ!
クラウドテックには、下記のメリットがあります。
- 登録企業14万社|圧倒的な案件数がある
- 案件の参画までが最短3日間と短い
- 最短15日後に支払われる
- 常駐案件の他にリモート案件も多数ある
- 福利厚生が充実している
- MFクラウド確定申告を無料で利用できる
一方、デメリットもあります。
- 他のエージェントに比べると報酬は低い
- 手数料(マージン)が引かれてしまう
- 業務委託のため収入が安定しない
上述のデメリットは案件を次々に得ていくことにより解消可能です。さらに、クラウドテックには案件が豊富にあるので収入が途絶える心配は少ないです。デメリットよりもメリットのほうが大きいため、登録をして損はないでしょう。
勤務方法に柔軟性があるためリモートワークが可能であり、週2~3の案件もあるのでパラレルキャリアを築くこともできます。利用を検討する価値は十分あるといえるでしょう。