当サイトはアフィリエイト広告を利用してます
フリーランス源泉徴収された手取額から報酬額を計算する
個人事業を営んでいる方は、報酬を受け取るときに源泉徴収されることがあります。
「報酬総額から源泉徴収の計算」については、フリーランスの源泉徴収の計算で計算できるので、そちらをごらんください。
今回は、「手取額(受取額)から逆算して、源泉徴収額と報酬総額を計算する式」を紹介します。
手取額から源泉徴収額を計算
報酬により、源泉徴収税額が異なります。
- 100万円以下 : 報酬の10.21%
- 100万円超 : (報酬-100万円)の20.42% + 102,100
です。端数の0.21, 0.42は、復興特別所得税になります。復興特別所得税は2037年(令和19年)までの予定です。(2016年12月時点での情報です。復興特別所得税の税率や期間は、変更されるかもしれません。)
手取額から計算する場合、
手取額 × 100 ÷ (100 - 源泉徴収分)
が報酬額になります。源泉徴収額は、
報酬額 - 手取額
で計算できます。
受け取る額 | |
報酬額(税別) | |
消費税額 | |
源泉所得税額 | |
報酬額(税込) |
インボイス制度に登録している個人事業主であれば、消費税を別途お預かりすることもありますね。消費税を別途お預かりする場合は税率の項目を設定してください。受け取る額には消費税が加算されていてる想定です。消費税を含まない報酬金額、消費税込みの報酬金額を算出します。
1円未満の端数が発生した場合、切り捨てで計算します。このため合計すると1円前後のずれが発生することがあります。
今回は、手取額から、源泉徴収額・報酬額の計算でした。
更新日:
↑このページへのリンクです。コピペしてご利用ください。