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扁平率の計算式
楕円は、長い側と短い側がありますね。楕円の平べったさ(潰れ具合)を示す指標が扁平率です。(この記事は、数学や地学での扁平率計算です。自動車のタイヤの扁平率については、こちらの記事をご覧ください。)
扁平率 = (長軸 - 短軸) / 長軸
で計算できます。完全な円の場合は扁平率0で、平べったくなるほど扁平率が大きくなります。
平面の場合は円・楕円で扁平率が計算できます。立体の場合、平面での楕円に相当するのは回転楕円体です。回転楕円体は、楕円を軸の周りに回転させたものです。
地球などの天体は、球よりも回転楕円体に近いです。これは自転により、赤道方向が極方向よりも長くなるからです。
ちなみに地球の扁平率は約0.0034、太陽系惑星の中で扁平率が大きいのは土星の約0.098です。
天体望遠鏡で土星を見たことがあるけど、平べったくみえた。
惑星の中でも土星は扁平率が大きいから、平べったく見えるね。
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