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自分年金で物価上昇に対応する必要性
物価(商品の価格)は、いつも一緒ではありません。時代につれて変化します。
1970年からの消費者物価指数の変動をグラフにしました。
初期設定では1970年の物価を100としています。グラフ下の入力欄で基準年を変更できます。
1970年代は、オイルショックもあり、物価が大きく上がっていますね。
2000年~2020年ぐらいまでは横に伸びているので、物価がほとんど変わらない、年によっては前年より少し下がる、という状況ですね。
自分年金(老後資産)では、物価変動を考えないといけない
例えば、1970年の物価を100としたとき、1980年の物価は約237です。1970年に100円で購入できたものが、1980年だと237円になっている、というわけです。もちろん商品によって物価上昇の差はあったでしょうが、平均したときに2.37倍になっています。
1990年の物価は約290、2000年の物価は約315、2010年の物価は約307、2020年の物価は約323となっています。
ここ30年ぐらいは、物価上昇がほとんど無い、という状況ですが、将来も続くとは限りません。
自分年金をiDeCoで作る場合、額面の年金額が増えていても、物価上昇が大きければ、実際の年金の価値は減少してしまいます。
物価上昇時に上昇しやすい金融商品は
それでは、物価上昇(インフレ)のときに上昇する金融商品は、どんなものがあるでしょうか。
- コモディティ商品
- 株、REIT
が良いとされています。
1つめのコモディティ商品は、物をあらかじめ購入しておく感じですね。なので物価が上がれば価格も上昇しやすいです。
- 貴金属(金、プラチナ等)
- エネルギー資源(石油、天然ガス等)
- 農産物(大豆、トウモロコシ等)
といった商品に投資することで、物価上昇局面に対応できます。
ただし、iDeCoで投資できる商品に、必ずしもコモディティ商品が入っているとは限りません。
そのような場合は、債券など比較するとインフレに対応しやすいのは株式とREIT(不動産投資信託)でしょう。なので、コモディティ商品が用意されていない場合は、株式やREITに多めに配分する、というのが良さそうです。
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