走っている車は、ブレーキをかけても、すぐに止まるわけではありません。ブレーキをかけてから停止するまでに、かなりの距離を走ります。

停止距離は、以下の2つの距離の合算で計算します。

  • 空走距離: ブレーキが利き始めるまでの間に移動する距離
  • 制動距離: ブレーキにより減速している間に移動する距離

空走距離について

運転している人が、子供の飛び出し等に気づいたとき、その瞬間にブレーキペダルを踏み始めるのではありません。反応して体を動かすまでに、ある程度時間がかかります。その間にも自動車は進みます。その距離も考慮しなければなりません。平成15年1月29日 神戸地方裁判所 平成13年(わ)第1198号 業 務上過失致死被告事件では、反応時間については、0.7秒から1.0秒程度であり、最大でも1.1秒とすれば十分とされています。

制動距離について

厳密には、路面状況(アスファルト舗装されているか否か、乾いているか濡れているか)や、タイヤの摩耗状況などにも影響します。上記判決で用いられている摩擦係数0.7は、路面がアスファルト舗装、乾いた状態、だと思われます。

空走距離(m)
制動距離(m)
停止距離(m)
停止時間(秒)
速度(ブレーキをかける直前の速度)が大きいと、停止距離がすごく長くなるね。
そうね。スピードの出し過ぎは危険ね。

関連計算式

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