高校生物の遺伝子の項目の内容です。

相いれない特徴を個体にもたらす遺伝子の組み合わせを、対立遺伝子と呼びます。メンデルのエンドウマメの例でいうと、「種子の色が黄色か緑色か」「種子が丸いかしわがあるか」「花の色が紫色か白色か」などです。

生物を集団として考えると、その集団の中で、対立遺伝子が一定の割合で存在しています。生物集団内で対立遺伝子の遺伝子頻度は一定である(世代交代しても変化しない)、というのがハーディ・ワインベルグの法則です。

この法則は常に成り立つ訳ではありませんが、大学入試では、成り立つと仮定した計算問題が出題されることがあります。

 

遺伝子頻度から遺伝子型の割合の計算

AA
Aa
aa

対立遺伝子は、たいていの場合2個で一組になります。(性染色体上の遺伝子は特殊なので、ここでは考えません。)

このため、遺伝子型の組み合わせとしては、Aが2個、Aとaが1個ずつ、aが2個、というパターンがあります。A/aは、遺伝子を識別する符号ですが、通常は顕性遺伝子(1個あれば、その特徴が表現型に出る)ものを大文字で表し、潜性遺伝子(2個あると、その特徴が表現型に出る)を小文字で表します。Aa、つまり顕性遺伝子と潜性遺伝子が1個ずつの場合は、顕性遺伝子の特徴が表現型に現れます。

※以前は、顕性遺伝子のことを優性遺伝子、潜性遺伝子のことを劣性遺伝子と呼んでいました。

個体数から遺伝子頻度の計算

それぞれの特徴を発現している個体数(割合)から遺伝子頻度が計算できます。どの特徴が顕性か潜性か、は既知としています。

顕性遺伝子の頻度
潜性遺伝子の頻度

計算方法は、潜性が発現している個体は潜性遺伝子2個なので、

潜性遺伝子の割合 x 潜性遺伝子の割合 = 潜性が発現している個体の割合

となります。

潜性遺伝子は、発現の割合が低いんだね。

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