仕事率は、単位時間あたりの仕事のことです。(理科では、仕事は、力x移動した距離、を意味します。)

仕事の量が、たとえば10重量キログラム(kgf)の力を物体に作用させて、物体を1m動かす、だったとしましょう。仕事量は10重量キログラムメートル(kgf・m)になります。(1重量キログラムは、1kgの物体が受ける重力の大きさです。)

仕事の量を考えるだけでなく、1秒で動かすのか、5秒で動かすのか、等、かかった時間が重要になることもあります。そのような場合に仕事率を使います。もし1秒で行えば、10重量キログラムメートル毎秒(kgf・m/s)ですし、もし5秒で行えば、2重量キログラムメートル毎秒(kgf・m/s)です。

仕事率の単位には、重量キログラムメートル毎秒の他、ワットや、馬力があります。

仕事(kgf・m)
仕事率(kg・m/s)
仕事率(ワット)
仕事率(馬力)

計算式では、以下のように換算しています。

1重量キログラムメートル毎秒 = 9.8 ワット
1馬力 = 735.5 ワット

1馬力は、一頭の馬が、継続的に発揮できる仕事率が、平均するとこれぐらいである、ということから計算されています。なお馬力は、イギリスやフランスなどでは数値が少し異なるようです。

エンジンやタービンなどの出力の目安として、馬力が用いられることがあります。自動車であれば、だいたい200~300馬力程度ですね。ちなみに戦艦大和は15万馬力だったそうです。

共働き家庭のことを2馬力と呼ぶこともあります。

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